2015/10/22

ONGAESHI展から一年。



モノクロをようやく現像できました。
スナップ写真もっと撮りたいですね。。

2015/07/27

Von Berlin

ベルリン滞在時にお世話になった人から連絡があった。
あなたの写真を額に入れて部屋に飾ったよと。
その写真を渡したときに彼女が
「私の部屋にはじめて飾る作品だわ。」
といってくれた。
だれかの最初になるというのはとても嬉しいものだなと思った。

またこのお家に遊びにいきたいな。


2015/07/22

First Bone とカメオのピアスと桜えび

「First Bone 」という写真集を見た。
写真集を久しくじっくりと見る事がなかったのだけれど、ほぼ日で偶然見た有田泰而という写真家についての記事をみて興味がわき、写真集を手に取った。

弟子である上田義彦さんが焼き直したプリントのトーンが美しく、被写体の息子さんや奥さんとの写真を通した遊び、光の美しさが混ざっている。
私自身は上田義彦さんが出されている写真集「at Home」のトーンが独特で、すこし暗いな、、と感じる事があり、もう少し明るいと見えるような、、みえないようという気持ちが湧いてしまう。
でもそのトーンが統一されている事が、全体の印象にとても重要なことなのだと改めて感じた。
上田さんの光の見え方を体験できる美しい本。
そして「First Bone 」のなかで有田さんの写真の中に上田さんの存在を強く感じた。

有田泰而(1941-2011)さん自身についても初めて知り、その経歴が興味深く、有田さんの妻の雅子さんが清野恵里子さんと共著で出されている本「往復書簡 カメオのピアスと桜えび」も併せて読んだ。

あっという間に読んでしまった。
メールでのやりとりをそのまま載せている。
女性同士のやりとり、大人の、時々少女のような。
お互いの近況を伝えあったり、良いものを勧めたり、送ったり、送られたり。

有田泰而さんが亡くなったあとのメールから始まる。
その悲しみがだんだんやってくるところ、二人が暮らしたアメリカのレッドウッドの森のこと、有田さんの作品のこと、生活のこと。
間があいたり、すぐに返信したりとそういうところも全てひっくるめて読めるので、本当に二人の時間が自分の時間に混ざるよう。
中盤で上田義彦さんと清野恵里子さんが上田さんの展覧会場で会って、有田さんのお話をしたところからどんどんと話が進み、有田さんの「First Bone 」が上田さんが中心となって出版に向かっていくところ、上田さんと雅子さんのメールのやりとりなどがそのまま載っている。
もちろん写真集の出来上がる過程を読むのも楽しかったけれど、髪を染めることを相談したり、この素材はこんな風に工夫して調理したらもっと美味しくなるんだよとか、そんな話ができる二人がとても素敵だなと思った。
大人の暮らしから紡がれた実感のある言葉。
わたしもこんな素敵な大人の女性になろうと思った。

有田さんはアメリカに渡ってからは、ほとんどの時間を絵画や彫刻に費やしていたとの事。
Fruit of the Redwoodという作品の写真を拝見しましたが、色が暖かく、丸みのあるフォルムと木をそのまま見せるような作品でした。

レッドウッドの美しい森の暮らしを想像しました。













2015/07/02

Weiß und Äpfel und Marmalades





ドイツメモ写真



あたまの中で考えてるものを出し、ひとつつまんでは放し、ひとつつまんではのせてみる。
繰り返し繰り返し、、、つづく。

2015/06/11

Rezept : Kartoffelsalat und Mitbratring.

ドイツ人作家、Felixに教えてもらった料理のレシピを紹介します。

その前に、、、FelixたちがSielwallhaus(ジルバルハウス)で行っていた活動から紹介します。
彼らは「Fokü」という名前の活動を行っていました。
(因に、、Vokü(Volkusküche、直訳すると国民の台所。炊き出しを意味するようです)という名前で他にもドイツの様々な場所で行われているようです。)


↑これがSielwallhaus(ジルバルハウス)
BremenのSielwallという地区にあり、およそ25年前からあるそうです。
左翼グループの人が集う場所として利用されていたそうで、現在ではコンサート、カクテルパーティ、酒場、話し合いのスペース、シルクスクリーン制作の作業場としても使われているそうです。

「Fokü」には6つのチームが参加していたのですが、チームが交代制で毎週金曜日に食事をつくり、来場者に2€で食事を提供するというものでした。(サラダにスープにフライにチョコレートプリンまでてんこもり)
ここで得たお金は自分たちの活動資金にあてたり、Sielwallhausの運営費として寄付したりするという活動でした。
Felixたちは自分たちの活動と社会活動につながる事を同時にしておりすごいなあと関心していました。
ここでは様々な人々が集まって楽しい時間を作り上げていました。年齢層も様々でした。

因に、6つのチーム名が面白かったので紹介します。
・Erbesenzählerinnen 
・Bande 
・Drogenzirks
・Kaninchen/Fett bindet(das sind wir) 
・too Late
・Alla Hopp

訳すとこんな感じかな、、、。
・心の中で(豆を数えて売るほどの)ドケチ
・一味、一群
・ドラッグサーカス
・うさぎちゃん/太ったつながり(我々だ)
・もう遅い
・これはわからない、、。だれか教えてください。

私は誘われるがままにホームパーティ?と勘違いしていったら大量のジャガイモを洗うところから始まり、、、茹でる(こんな鍋使った事ないというサイズ)、切る、揚げる、混ぜる、盛りつけ、、、。
お客さんに提供。70から100食くらい??
子供をおんぶしながらやっていたのですが出稼ぎの人ですね。これは、、、。
スープをカップにつけて、お皿に盛られた料理を渡す。




みんなベジタリアンなのでお肉や魚は使いませんが、すごくボリュームのあるご飯で大満足でした。
私が日本の報告展の際に料理を振る舞いたい、と話したらFelixがレシピを書いてくれました。

しかし、、材料と簡単な調理法のみだったので、日本に帰ってから何度か試作を繰り返しました。
料理家の人って大変だな、、。と思いながら当てずっぽうに、思い出される味に近づくように、、、。

以下がレシピです。
美味しくできると思いますので、是非お試しください。
その後自身の食卓にも何度か登場しております(^_^)


Kartoffelsalat(ポテトサラダ)
材料(約5人前)
・ジャガイモ 中5個
・厚揚げ   1枚
・木綿豆腐  1丁
・玉葱    中1個
・キュウリピクルス 小瓶1個
・マヨネーズ 大さじ3
・塩     小さじ1/2
・胡椒    適量
・揚げ油   適量

作り方
1、豆腐を重しをして水きりする。(30分くらい)
2、ジャガイモを茹でる。
3、水切りした豆腐、厚揚げを1cm角に切る。きつね色になるまで揚げる。(これが一番時間がかかります)
4、玉葱を飴色になるまで炒める。冷ます。
5、ピクルスをみじん切りにする。
6、茹で上がったジャガイモを1cm角に切る。
7、あら熱がとれたら全ての材料を混ぜる。味付けにマヨネーズ、塩、胡椒。
味見しながらピクルス液をまぜて味を整える。
8、完成。

ピクルスがないと美味しくないです。ピクルスすごいなあ、、。


Mitbratring(ズッキーニとクスクスのフライ)
材料(約5人前、ひとり二枚くらい)
・ひよこ豆粉 1カップ
・クスクス  100g
・ズッキーニ  1本
・カレー粉 大さじ1/2
・にんにく  1かけ
・塩     小さじ1/2
・胡椒    適量
・揚げ油   適量

作り方
1、ズッキーニをすりおろす。
2、1にひよこ豆粉、クスクス3/4を入れて混ぜる。
3、カレー粉、塩、胡椒、みじん切りのにんにくを入れて混ぜる。
4、小さめのコロッケを作るように形成する。(厚さ1cm、直径5cmくらい)
5、衣をつけるように4の表面にクスクスをまぶす。
6、油できつね色になるまで両面揚げる。
7、完成。

応用編として、、Mitbratringを茄子につめるものもやってみました。
これは、、美味しいです。茄子が、、、茄子が旨い。
半分に切った茄子の中身をスプーンでくりぬきます。(1cmくらい実を残す)
くりぬいた茄子を刻んで具に混ぜます。
それを茄子のボートに詰めて、上にクスクスをまぶし、油で両面揚げます。
それから耐熱皿に茄子ボートと上に少チーズをのせてオーブンかトースターで表面に焼き色がつくまで焼きます。
完成。

お肉がなくても大満足です。
茄子詰めはONGAESHI展の会場だったKukoonで提供されていたものが美味しくてそこからのレシピです。
おそらく中身は全然違うものだったと思いますが、茄子が美味しく食べれるので、、。

以外と簡単なのでまた作ろうと思います。

日本展で無事振る舞う事ができました。Felixありがとう。
















2015/06/04

Bio

Ich brauche Sicherheit Lebensmittel.
Ich möchte Regional Gemüse und Obst kaufen.